新型コロナの影響で教室を2ヶ月間休講し、その間に教室の拠点を柏から都内に移し、気持ち新たに活動しています。
カービングに関する活動はしていたし、家で過ごす時間も十分あったのですが、しっかりと作品作りに時間を取っていたかと言うとそれがなかなか集中力がなく、納得のいくデザインを完成させられない日々でした。
途中で止まってしまったソープがいくつか溜まっています。
↑これはほんの一部で、どれも彫っていても心躍らなく放置したもの。
「彫りたい」ではなく「何か彫らなきゃ」と始めた時にはいいことありませんね。
緑の石鹸なんて、開封してただ見つめただけ…
出し尽くし、マンネリ、面白味がない、インパクトがない、野暮ったい…細かくない、分厚い、簡単に楽して彫ろうとしている…など、デザインを考えるたびに負の気分になっていました。
なんとかこのスランプから抜け出なくてはと、バンコクのジェ先生に相談することにしました。
バンコクも自粛期間にはカービング教室はお休みとなり、各先生方はそれぞれ家篭りの生活だったようです。
まず、先生から頂いたソープ作品写真を参考に、アレンジを加えてスイカに作品を仕上げ写真をチェックしてもらいました。
コメントは「centerが良くない」「スイカはbigでしょ。」とLINEでの少ないボキャブラリーの中、自分なりに理解して彫り直すことにしました。
↑こちらが彫り直したもの
先生からOKスタンプ頂きました。
改良すべき点はもっとあるかも知れませんが、比べてみると最初のデザインは模様が少なく華やかさに欠けます。
最初の作品を彫ったときは、自分なりに満足していたのですが、少しのアドバイスを頂いただけで
より良い作品作りのヒントを得た気がします。
客観的にきちんと指摘し、最後に「貴方なら出来る」と励まして下さるとても有難い存在です。
私も頑張る生徒さんには「愛の指摘」をしますね😉。
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